2025年04月23日

高校数学「複素数平面」(1+√3i)12の計算

高校数学「複素数平面」(1+√3i)12の計算

■問題

(1+√3i)12を計算せよ。


複素数の何乗もしている場合の計算では、ド・モアブルの定理を使います。




この問題をはじめとして、複素数の問題もいろいろ掲載しています。
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■解説

ド・モアブルの定理とは、

nが整数のとき、(cosθ+isinθ)n=cosnθ+isinnθ


という定理です。

つまりは、複素数をn乗すると、偏角をn倍することになる。というわけです。

この定理を使うには、まずは極形式に直します。

r=√(12+√32)=√4=2だから、
1+√3i=2{1/2+(√3/2)i}
    =2{cos(π/3)+isin(π/3)}

与式のカッコの中身を変形できたので、あとはド・モアブルの定理を使います。

 (1+√3i)12
=212{cos(π/3)+isin(π/3)}12
=4096(cos4π+isin4π)
=4096






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ラベル:数学
posted by えま at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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