■問題
α=1+i,β=3+2i,δ=2−iの表す点をそれぞれA,B,Dとするとき、直線ABとADはどのような位置関係にあるか求めよ。
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■解説
3点の位置関係を調べるならば、それらを結ぶ直線によってできる角を調べるのが有力な方法です。
つまり、
δ−αβ−α
を調べればよい。というわけです。
やってみましょう!
δ−αβ−α
=2−i−(1+i)3+2i−(1+i)
=1−2i2+i
=−i(2+i)2+i
=−i
計算した結果、この複素数は純虚数になってしまいました。
ということは、ABとADのなす角は90°であり、「ABとADは垂直である」ということができます。
前の問題→実数の場合
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プロ家庭教師の江間です。 AE個別学習室(えまじゅく)
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ラベル:数学