2025年06月08日

高校化学「物質の構成」分子の形と共有電子対・非共有電子対

高校化学「物質の構成」分子の形と共有電子対・非共有電子対

◆問題

分子の形と共有電子対・非共有電子対に関する次の文章の空欄に、適語または適切な数字を入れよ。

メタン分子CH4には、共有電子対が(@)組含まれる。これらは互いに反発するが、(A)形の頂点方向に位置するとき、最も反発が小さくなる。よって、メタン分子は(A)形となる。

アンモニア分子NH3には、(B)組の共有電子対と(C)組の非共有電子対があり、これらが互いに反発して(A)形をとろうとする。したがって、アンモニア分子の窒素原子と水素原子の配置は(D)形となる。


解答はこのページ下に掲載します。



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◆解答解説

@4,A正四面体,B3,C1,D三角錐

メタン分子CH4には、共有電子対が4組含まれる。これらは互いに反発するが、正四面体形の頂点方向に位置するとき、最も反発が小さくなる。よって、メタン分子は正四面体形となる。

アンモニア分子NH3には、3組の共有電子対と1組の非共有電子対があり、これらが互いに反発して正四面体形をとろうとする。したがって、アンモニア分子の窒素原子と水素原子の配置は三角錐形となる。

アンモニアの場合も、Nを中心にして正四面体形になろうとするものの、それにはHが1個足りないので、正四面体にはならず、三角錐になってしまう。と考えられます。


◆関連項目
物質の構成まとめ


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