◆問題
高さが6cm,母線の長さが10cm,底面の半径が8cmの円錐がある。次の問いに答えよ。
(1) この円錐の体積を求めよ。
(2) この円錐の表面積を求めよ。
↓解答解説はお知らせの下↓
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◆解答解説
表面積は、全ての面の面積の合計です。
つまり、展開図を考えて、面積を求めるのが標準的な考え方です。
円錐の展開図は、底面の円と側面の扇形の2つの図形になります。
底面の円は、(1)でも求めたように、半径8cmの円なので、64πcm2ですね。
側面の扇形は、母線が10cmということは、半径10cmの円の一部になります。
扇形は三角形との近似から、S=(1/2)lrで求めることができます。
lは弧の長さ、rは半径です。
展開図から円錐を組み立てる場合を考えると、側面の円錐の弧と底面の円の円周は一致しなければいけません。
つまり、底面の円の円周を求めれば、それがそのまま側面の円錐の弧の長さになる。というわけです。
底面は半径8cmの円なので、円周は、2×8×π=16πcmです。
ということは、側面の弧の長さも16πcmですね!
扇形の半径は10cmだから、これらをS=(1/2)lrに代入して、
S=(1/2)×16π×10
=80π[cm2
次の問題→扇形の中心角
図形まとめ(中学)
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