2025年10月27日

高校物理「電子と光」ブラッグの実験A

高校物理「電子と光」ブラッグの実験A

◆問題

参考図のように、格子面の間隔(格子定数)がdで、原子が規則的に配列している結晶に、波長λの特性X線が格子面に対して角θで入射している。

(1) 格子面1で反射したX線と格子面2で反射したX線の経路差を、d,θを用いて表せ。

(2) 反射X線の強め合う条件を、d,θ,λと正の整数nを用いて表せ。


参考図(2本のX線が格子面に対して入射角θで入射している様子)

 ↘ ↘   ↗ ↗
  ↘ ↘ ↗ ↗
●−−●−−●−−●−−● 格子面1
    ↘ ↗
●−−●−−●−−●−−● 格子面2





◆解答解説

X線が強め合う条件を調べるために、結晶にX線を入射させてX線回折を観測したという、ブラッグ父子の実験に関する問題です。

X線も波なので、音波や光波などと同じく、重ね合わせると強め合ったり弱め合ったりします。
強め合う条件や弱め合う条件は普通の波と同じです。
つまり、同位相の波が重なったとき、経路差が波長の整数倍であれば、それらの波は強め合います。

この経路差は、(1)で求めたように2dsinθです。

2つの波の経路差が波長の整数倍のときに強め合うので、

2dsinθ=nλ

これが反射X線が強め合う条件です。


次の問題→格子定数


◆関連項目
薄膜がつけられたレンズに入射する光の問題
原子まとめ


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posted by えま at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校物理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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