2023年05月03日

中学数学「1次関数」y=−3x+5,6x+ay−4=0が平行

中学数学「1次関数」y=−3x+5,6x+ay−4=0が平行

◆問題

2直線y=−3x+5,6x+ay−4=0が平行になるようにaの値を定めよ。


平行ならば傾きが等しいですね!


基本的な方法の習得におすすめの問題集です。


◆解答・解説

平行ならば傾きが等しいので、「それぞれの直線の式の傾きを求めて、イコールで結ぶ」という方針でやっていきます。

まず、y=−3x+5は、y=ax+bの形になっているので、見たままで傾きがわかります。
−3ですね。


6x+ay−4=0は、このままでは傾きはわからないので、y=ax+bの形に変形します。

6x+ay−4=0
     ay=−6x+4
      y=−(6/a)x+4/a

というわけで、傾きは−6/aです。

平行ならばこれらの傾きが等しいので、

 −3=−6/a
−3a=−6
  a=2

この2直線が平行なときのaの値は2であることがわかりました!


◆関連項目
1次関数まとめ


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2023年05月02日

中学数学「1次関数」y=−(3/4)x+4の増加量、x軸・y軸との交点、平行な直線

中学数学「1次関数」y=−(3/4)x+4の増加量、x軸・y軸との交点、平行な直線

◆問題

y=−(3/4)x+4について、次の問いに答えなさい。

(1)xの値が1増加すると、yの値はどうなりますか?
(2)xの値が−3から3まで変わるとき、yの値はいくらからいくらまで変わりますか?
(3)この関数のグラフがx軸,y軸と交わる点をそれぞれ求めなさい。
(4)この関数のグラフと平行で、原点を通る直線の式を求めなさい。


↓↓解答解説はお知らせの下↓↓

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◆解答・解説

y=−(3/4)x+4について、次の問いに答えなさい。

(1)xの値が1増加すると、yの値はどうなりますか?
1次関数の傾きaは、「xが1増えたときのyの増加量」を表します。
だから、この1次関数の「xの値が1増加したときのyの増加量」は、−3/4です!


(2)xの値が−3から3まで変わるとき、yの値はいくらからいくらまで変わりますか?
「yの値はいくらからいくらまで」と聞いているので、単にy座標を出せばOK!

x=−3のとき、
y=−(3/4)×(−3)+4
 =9/4+16/4
 =25/4

x=3のとき、
y=−(3/4)×3+4
 =−9/4+16/4
 =7/4

というわけで、「yの値は、25/4から7/4まで変わる」


(3)この関数のグラフがx軸,y軸と交わる点をそれぞれ求めなさい。
x軸との交点はy=0,y軸との交点はx=0で切片です。
y=0のとき、
   0=−(3/4)x+4
(3/4)x=4
   x=4×4/3
   x=16/3
よって、x軸との交点は(16/3,0)

切片は4なので、y軸との交点は(0,4)


(4)この関数のグラフと平行で、原点を通る直線の式を求めなさい。

「平行ならば傾きが等しい」ので、求める直線の傾きは−3/4です。
そして「原点を通る」ということは切片はゼロだから、

求める直線の式は、y=−(3/4)x


それぞれの求め方・考え方は、別ページも参照してください!


◆関連項目
1次関数まとめ


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中学数学「1次関数」「変域」y=2x−1で、xの変域が−1≦x≦3のとき

中学数学「1次関数」「変域」y=2x−1で、xの変域が−1≦x≦3のとき

◆問題

y=2x−1で、xの変域が−1≦x≦3のとき、yの変域がa≦y≦bとなる。a,bの値を求めなさい。


1次関数では、最大値・最小値はその範囲の両端です。


基本的な方法の習得におすすめの問題集です。


◆解答・解説

1次関数は直線なので、最大値・最小値はその範囲の両端になります。

今回の問題では、1次関数の式とxの変域が決まっているので、xの両端の値を式に代入し、それぞれのy座標を出せば、それがyの変域の両端の値になってしまう。ということができます。

式はy=2x−1,xの変域は−1≦x≦3なので、
まずはx=−1のときを求めてみます。

y=2x−1にx=−1を代入して、
y=2×(−1)−1
 =−2−1
 =−3

次はx=3のとき。
y=2×3−1
 =6−1
 =5

これらのyの値が最小値と最大値です。つまり、yの変域は

−3≦y≦5

です。

今回の問題では、a≦y≦bと決められていて、このa,bを答えるので、問題の答えは次のようになります。

a=−3,b=5


◆関連項目
1次関数まとめ


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2023年04月26日

中学数学「連立方程式」食塩水AとBを1:1の割合で…

中学数学「連立方程式」食塩水AとBを1:1の割合で…

◆問題

濃度が、それぞれa%,b%の食塩水A,Bがあります。AとBを1:1の割合で混ぜ合わせると濃度が8.1%の食塩水Cができます。AとCを1:2の割合で混ぜ合わせると、7.2%の食塩水Dができます。このとき、a,bの値を求めなさい。


◆解答解説

この問題では、食塩水の重さは与えられていません。割合が与えられているだけです。
このような場合、重さをxなどでおくのが模範的ですが、実はそんなことをしなくても正しく解くことができます。

「AとBを1:1の割合で」と言っているので、1:1になるような適当な重さにしてしまえばOKです。
問題の条件は1:1なのだから、それを満たしていれば、どんな重さでも成り立つはずです。
例えば、わかりやすく100gにしてみましょう!

Aを100g,Bを100gで1:1になりますね。これらを混ぜると8.1%の食塩水ができるらしいです。
その通りに式を立ててみると、

(a/100)×100+(b/100)×100=(8.1/100)×200・・・@

混ぜると合計200gになることにも注意してください。

「AとCを1:2の割合で・・・」の部分も、Aを100g,Cを200gとして式にしてみます。合計300gなので、この場合のDの重さは300gですね。

(a/100)×100+(8.1/100)×200=(7.2/100)×300・・・A

あとはこれらの連立方程式を解けばOK!
ただし、この場合はまずA単独で解くことができますね。やってみましょう!

Aより、
a+16.2=21.6
     a=21.6−16.2
     a=5.4

@にa=5.4を代入すると、
(5.4/100)×100+(b/100)×100=(8.1/100)×200
5.4+b=16.2
    b=16.2−5.4
    b=10.8

よって、a=5.4,b=10.8


動画による解説はこちら


◆関連項目
理科の濃度問題


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2023年04月19日

中学数学「1次関数」x軸,y軸に平行な直線

中学数学「1次関数」x軸,y軸に平行な直線

式の形が「x=定数」なら、y軸に平行な直線です。

xの値のみが定められている
→y値は何でも良い
→yの値にかかわらずxの値が一定
→yの値がどんなに増えても減ってもxの値は一定

というわけで、「x=定数」ならy軸に平行であることがわかると思います。

同様に、「y=定数」ならばx軸に平行です。

ちなみに、y=定数の方は、傾きゼロの直線とみなして、y=ax+bにa=0を代入した。と考えてもよいです。


◆関連項目
x軸,y軸に平行な直線(動画)
1次関数まとめ


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2023年04月18日

中学数学「1次関数」座標平面上の三角形の面積A

中学数学「1次関数」座標平面上の三角形の面積A

◆問題

座標平面上に点A(1,1),点B(−3,5),点C(−2,−3)がある。△ABCの面積を求めよ。


この場合は、3辺ともに斜めなので、座標平面上の三角形の面積@とは違う考え方を使います。


基本的な方法の習得におすすめの問題集です。


◆解答・解説

今回の問題のように、3辺とも斜めの場合は、

「3つの頂点を通る長方形を描き、周りの三角形を引く」

という方法をおすすめします。
三角形の形や位置次第では、他の方法の方が簡単な場合もありますが、この方法の最もよい点は、「どんな三角形に対しても使える」という点です。
「この場合はどうしたら良いかな?」と考える工程が一つ減るのは意外と大きいです。
楽な方法を考えるために時間を食っていたら、結局楽な方法を見つけたとしても、トータルでは余計に時間がかかる。ということも珍しくありません。
悩まずにできる方法を習得して、それで押し切る。というのも一つの考え方です。

どちらにしても、今回の三角形の場合は、「長方形から周りを引く」という方法が一番よいと思います。

点A(1,1),点B(−3,5),点C(−2,−3)を通って、各辺がx軸,y軸に平行な長方形を考えます。
すると、横は4,縦は8ですね。だから、長方形の面積は4×8=32です。

次にまわりの三角形です。
ABを斜辺とする直角三角形は、横が4,縦も4だから、4×4÷2=8
BCを斜辺とする直角三角形は、横が1,縦が8だから、1×8÷2=4
CAを斜辺とする直角三角形は、横が3,縦は4だから、3×4÷2=6

ということで、求める三角形の面積は、

32−(8+4+6)=32−18=14

少し面倒に感じるかも知れませんが、この方法なら、どんな三角形にも応用できるので、覚えておくとよいですよ!


◆関連項目
座標平面上の三角形の面積の求め方(動画)
座標平面上の三角形の面積@
1次関数まとめ


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中学数学「1次関数」動画紹介

中学数学「1次関数」動画紹介

1次関数のポイントを動画でも説明しています。

◆解説
1次関数の式の形、傾きと切片
1次関数の式の求め方
交点の座標の求め方
中点の座標の求め方

x軸、y軸に平行な直線
2元1次方程式のグラフ
座標平面上の三角形の面積の求め方
座標平面上の三角形の面積を二等分する直線の式の求め方


◆問題
y=2x+1の−3≦x≦1におけるyの変域(youtubeショート)
1次関数の変域(xの変域とyの変域が文字で表されている場合)

2直線y=−3x+5と6x+ay−4=0が平行になるaの値
y=−(3/4)x+4の増加量、x軸・y軸との交点、平行な直線

動点Pと三角形の面積


まだまだ追加していきます!
リクエストなどあれば、お気軽にご連絡ください。


1次関数まとめ


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2023年04月10日

中学数学「場合の数」表と樹形図の簡単な使い分け方

中学数学「場合の数」表と樹形図の簡単な使い分け方

中学数学の場合の数・確率では、主に表と樹形図を使って「何通りか?」を考えます。
この使い分けがわからない。という人多いと思います。

実はこれ、シンプルに見分けることができます。


「サイコロ2つ」「くじ引きを2回」など、2つや2回の場合は表

「3枚のコインを投げる」「3人の代表を決める」など、3つや3回(以上)の場合は樹形図


基本的には、このように考えるとわかりやすいと思います!


この記事の内容は動画でも見ることができます。


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2023年03月25日

中学数学「1次関数」座標平面上の三角形の面積@

中学数学「1次関数」座標平面上の三角形の面積@

◆問題

座標平面上に点A(2,0),点B(−4,0),点C(0,3)がある。△ABCの面積を求めよ。


この場合は、底辺がx軸上にあるので、比較的簡単です。


基本的な方法の習得におすすめの問題集です。


◆解答・解説

三角形の面積はもちろん「底辺×高さ÷2」ですね。

頂点となる3点は、「点A(2,0),点B(−4,0),点C(0,3)」だから、底辺をABとすれば簡単に面積を求めることができます。

底辺ABはx軸上で、−4から2までなので、その長さは6です。

頂点は点Cで、Cからx軸に下ろした垂線が高さだから、高さは3です。

つまり、△ABCは、底辺が6,高さが3の三角形です。

よって、△ABC=6×3÷2=9


もう少し難しい問題はこちら


◆関連項目
座標平面上の三角形の面積の求め方(動画)
面積を二等分する直線の式
1次関数まとめ


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2023年03月18日

中学数学「空間図形」柱体・錐体の体積

中学数学「空間図形」柱体・錐体の体積

上下2つの面が同じ形の柱の形をした立体をまとめて柱体といいます。
円柱、三角柱、四角柱などがあります。
立方体や直方体も四角柱の一種です。身近なものでは鉛筆は六角柱や三角柱、丸太やチョークは円柱とみなせますね。

円柱でも三角柱でも四角柱でも、何角柱でも、体積の求め方は同じです。

★柱体の体積=底面積×高さ


そして錐体とは、ピラミッドやとんがりコーンのような形のことで、円錐、三角錐、四角錐などがあります。

円錐でも三角錐でも、四角錐でも体積の求め方は同じです。
錐体の体積は、柱体×1/3となります。
つまり、

★錐体の体積=底面積×高さ×1/3

底面積の求め方は底面の形によって違いますが、底面積が出れば、それに高さをかけて1/3するのはどの錐体でも同じです!


図形まとめ(中学)


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2023年03月06日

中学・高校数学「数と式」約数・倍数と約数の個数

中学・高校数学「数と式」約数・倍数と約数の個数

◆約数(divisor)

ある整数を割りきれる整数を約数という。

◆倍数(multiple)

ある整数を何倍かした整数を倍数という。


約数・倍数自体の基本は小学校で習っていますね。
このページでは、数が大きいときについて少し解説しておきます。

例えば、351の約数の個数を求めることを考えます。
数が大きいので、ひたすら割れる数を考えて・・・というのはちょっと大変ですね。
そんなときは、素因数分解をすると良いです。

 )351
 ――――
3)117
 ――――
3) 39
 ――――
   13

ということで、351=32×13です。

公式としては、「指数+1」を掛け合わせて、(2+1)×(1+1)=3×2=6個ですが、どうしてそうなるのでしょうか?

351を構成する素因数は3が2個と13が1個です。
ということは、

3は1個使うか、2個使うか、1個も使わない(0個使う)かの3通りの選び方がある。
13は1個使うか、使わない(0個使う)かの2通りの選び方がある。

これらの選び方の総数は、「3通りの事柄と2通りの事柄が同時に起こる場合の数」と考えられます。

だから、3×2=6通り。つまり、約数の個数は6個となります。


詳しくは後ほど別の記事を書こうと思いますが、式の約数についても、基本的に同じ考え方で解決できます。


高校数学数と式まとめ


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2023年02月04日

中学数学「1次関数」座標平面上の平行四辺形A

中学数学「1次関数」座標平面上の平行四辺形A

◆問題

座標平面上に点A(1,2),点B(3,6),点Cがある。四角形OABCが平行四辺形になるとき、次の問いに答えよ。

(1) 点Cの座標を求めよ。

(2) 点Aを通り、四角形OABCの面積を2等分する直線の式を求めよ。



この記事では(2)を解説します。


基本的な方法の習得におすすめの問題集です。


◆解答・解説

平行四辺形の面積の二等分は、実は、三角形の場合より簡単です。

面積が半分になるためには、イメージ的には「真ん中を通ればOK」ですよね?

平行四辺形の場合は、対角線の交点がその「真ん中」になるので、他にどんな点を通っても、対角線の中点を通りさえすれば、面積は二等分になります。

OBの中点Mは(1)で求めたように、(3/2,3)であることがわかっています。

この問題では他には点A(1,2)を通るので、これらの2点を通る直線の式を求めればOK!というわけです。
やってみましょう!

y=ax+bに、(1,2)を代入すると、2=a+b …@
y=ax+bに、(3/2,3)を代入すると、3=(3/2)a+b …A

A−@より

1=a/2
a=2 …B

Bを@に代入して、

2=2+b
b=0

よって求める直線は、y=2x


(1)に戻る


◆関連項目
三角形の面積を2等分する直線頂点を通る場合頂点を通らない場合
1次関数まとめ


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2023年02月03日

中学数学「1次関数」座標平面上の平行四辺形@

中学数学「1次関数」座標平面上の平行四辺形@

◆問題

座標平面上に点A(1,2),点B(3,6),点Cがある。四角形OABCが平行四辺形になるとき、次の問いに答えよ。

(1) 点Cの座標を求めよ。

(2) 点Aを通り、四角形OABCの面積を2等分する直線の式を求めよ。



この記事では(1)を解説します。


基本的な方法の習得におすすめの問題集です。


◆解答・解説

座標平面上の平行四辺形も、高校入試で頻出のポイントです。
しっかりマスターしていきましょう!

平行四辺形の性質の一つに、「平行四辺形の対角線はそれぞれの中点で交わる」があります。
座標平面上の平行四辺形を考える場合は、この性質を使うと簡単に解ける場合が多いです。

「対角線が中点で交わる」ということは、「OBの中点とACの中点が一致する」ということですね。

OBの中点をMとすると、

M=(3/2,6/2)=(3/2,3)

ACの中点もMになるから、Cの座標を(x,y)とすれば、x座標とy座標それぞれから、

(1+x)/2=3/2,(2+y)=3

という式ができます。それぞれ解くと、

1+x=3
  x=3−1
  x=2

2+y=3
  y=3−2
  y=1

よって、C(2,1)


次の問題→四角形OABCを二等分する直線の式


◆関連項目
三角形の面積を2等分する直線頂点を通る場合頂点を通らない場合
1次関数まとめ


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2023年02月01日

中学数学「1次関数」三角形の面積を2等分する直線@

中学数学「1次関数」三角形の面積を2等分する直線@

◆問題

座標平面上に点A(2,0),点B(−4,0),点C(0,3)がある。点Aを通り、△ABCの面積を2等分する直線の式を求めよ。


面積を二等分する直線の式は難しそうに見えますが、頂点を通る場合は簡単です。


基本的な方法の習得におすすめの問題集です。


◆解答・解説

三角形の面積はもちろん「底辺×高さ÷2」ですね。

点Aを通って△ABCの面積を二等分するには、二等分した三角形の底辺と高さが同じになればOKです。
点Aを頂点とすれば、底辺はBCで、高さはAからBCに下ろした垂線になります。

ということは、

Aを通る直線で△ABCを2つに分けるならば、高さは必ず同じになる!

のですね!

高さが同じだから、底辺が同じになれば、面積も同じです。
それならば底辺の真ん中、つまり、中点を通ればOK!というわけです。

中点は座標の平均だから、BCの中点の座標は、(−4/2,3/2)=(−2,3/2)です。
この点とAを通る直線が、「Aを通って△ABCの面積を二等分する直線」です。

2点の座標がわかったので、y=ax+bに代入して計算していきましょう!

点Aを代入すると、

0=2a+b

BCの中点を代入すると、

3/2=−2a+b

これらを連立方程式として解けば、a=−3/8,b=3/4だから、求める直線の式は、

y=(−3/8)x+3/4

ですね!

◆関連項目
頂点を通らない場合平行四辺形の場合
1次関数まとめ


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2023年01月31日

中学数学「1次関数」三角形の面積を2等分する直線A

中学数学「1次関数」三角形の面積を2等分する直線A

◆問題

座標平面上に点A(2,0),点B(−4,0),点C(0,3)がある。原点Oを通り、△ABCの面積を2等分する直線の式を求めよ。


面積を2等分する直線は、三角形の頂点を通らない場合はちょっと大変ですが、県立高校入試でも、この程度の難易度までは出る可能性があります。


基本的な方法の習得におすすめの問題集です。


◆解答・解説

頂点を通る場合は、対辺の中点を通ればいいのでわかりやすかったと思います。

頂点を通らない場合は、面積そのものを使うのが標準的です。
もとの三角形の面積を求め、その半分を出します。

もとの三角形は、三角形と四角形に分けられるので、出しやすい方を利用して、通る点を求めて、直線の式を求める。という流れです。


この流れでやっていきましょう!
まずは△ABCを求めます。
底辺をABとすると、頂点はCです。

AB=2−(−4)=6

底辺はx軸上だから、高さはCのy座標と同じです。つまり、高さ=3です。

よって、△ABC=(1/2)×6×3=9

半分に分けられた図形の面積は、もちろん9/2です。

Oを通る直線で、△ABCは三角形と四角形に分けられます。
三角形の方は、底辺が4の三角形ですね。底辺が4で面積が9/2だから、高さをhとすれば、

(1/2)×4×h=9/2
     2h=9/2
      h=9/4

つまり、頂点のy座標が9/4になればOKというわけです。
頂点はBC上なので、直線BCの式を求めて、y=9/4を代入する。という方針です。

C(0,3)だから切片が3です。y=ax+bに、b=3とB(−4,0)を代入すると、

 0=−4a+3
4a=3
 a=3/4

よって、直線BCはy=(3/4)x+3

これにy=9/4を代入すると、

9/4=(3/4)x+3
  9=3x+12
−3x=12−9
−3x=3
  x=−1

つまり、求める直線は(−1,3/4)を通ることがわかりました。さらに原点を通るので、比例の式y=axにこの座標を代入すると、

3/4=−a
  a=−3/4

よって、求める直線の式は、y=(−3/4)x


◆関連項目
三角形の面積を2等分する直線(頂点を通る場合)平行四辺形の場合
1次関数まとめ


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2022年09月15日

中学数学「1次方程式」小数・カッコを含む方程式

中学数学「1次方程式」小数・カッコを含む方程式

◆問題

次の1次方程式を解きなさい。

0.3(0.9−0.4x)=−0.1x+0.21


◆解答解説

小数を含む方程式は、小数があるとやりにくいので、小数がなくなるような数を両辺に掛ける。ことを最初にやるのがノーマルです。

小数点以下の桁数が一番多いのは0.21だから、これが整数になるような数を両辺にかけます。
つまり、両辺に100を掛ければOKですね!

「両辺に100をかける」とは「全ての項に100をかける」だから、

30(90−40x)=−10x+21

このようにやってしまう人もいると思いますが、これは間違っています。
なぜかというと、左辺のカッコの外と中両方に100をかけると、トータルで100×100=10000をかけていることになってしまうからです。

正しくは、以下のうちのどれかの考え方をします。

★0.3(0.9−0.4x)の部分は、かけ算でつながっているので、コレ全体で一つの項だから、カッコの外か中のどちらかだけに100をかける。

と見ることもできますし、

★0.3(0.9−0.4x)のカッコを外すと、0.27−0.12xだから、これらに100をかける。

と考えてもよいです。
あるいは、100=10×10だから、

★カッコの外と中の両方に10をかける。

と考えることもできます。

以上のどの考え方でも正しく解くことができますし、どれで解いてももちろん答えは同じです。
この場合計算が一番簡単なのは、最後の「両方に10をかける」なので、ここではこのやり方でやっていきます。

「両辺に100をかける=カッコの中と外の両方に10をかける」だから、

 3(9−4x)=−10x+21
 27−12x=−10x+21
10x−12x=21−27   ←移項した
    −2x=−6
      x=3


◆関連項目
1次方程式の基本的な解き方移項


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2021年12月15日

中学数学「平面図形」一つの外角が24°の正多角形の内角の和

中学数学「平面図形」一つの外角が24°の正多角形の内角の和

◆問題

一つの外角が24°の正多角形の内角の和を求めよ。


解答解説はこのページ下


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多角形の外角の和は、何角形でも360°です。

三角形でも四角形でも五角形でも、十角形でも百角形でも、360°です。

だから、今回の問題の多角形も外角の和は360°です。

そして、正多角形は全ての角が同じ大きさですね。

一つの外角が24°の正多角形ならば、全ての外角が24°です。
今のところ何角形かはわかっていませんが、24°の外角を合計したら360°になることはわかります。

求める多角形をn角形とすると、24n=360という関係式が成り立ちます。
これを計算すると、n=15ですね。
つまり15角形です。

多角形の内角の和は(n−2)×180で求めることができます。
15角形の内角の和は、

(15−2)×180=13×180=2340

よって、求める内角の和は2340°ですね!


◆関連項目
図形まとめ(中学)


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2021年11月13日

中学数学「1次関数」2点(1,3)と(−4,1)を通る直線の式

中学数学「1次関数」2点(1,3)と(−4,1)を通る直線の式

◆問題

2点(1,3)と(−4,1)を通る直線の式を求めよ。


直線は1次関数なのでy=ax+bを使います。


基本的な方法の習得におすすめの問題集です。


◆解答・解説

2点を通る直線の式を求めるときは、y=ax+bにその2点の座標をそれぞれ代入して、式を2つ作り、連立方程式にして解きます。

(1,3)を代入すると、

3=a+bより、a+b=3・・・@

(−4,1)を代入すると、

1=−4a+bより−4a+b=1・・・A

これら2つのa,bについての式を連立して解けばOK!

@・・・    a+b=3
A・・・−)−4a+b=1
    ―――――――――
       5a  =2
          a=2/5 ・・・B

Bを@に代入して、
2/5+b=3
    b=3−2/5
    b=13/5

これらのa,bの値がy=ax+bのa,bの値で、問題では直線の式を聞いているので、代入した式を答えます。

y=(2/5)x+13/5


直線の式を求める方法はいくつかありますが、まずはコレを完璧にマスターすることを優先すると良いと思います。
ほとんどの人にとっては「他の解き方は余裕があれば取り組む」という方針でOKです!


◆関連項目
1次関数まとめ
1次関数の式の求め方(動画)


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2021年11月10日

中学数学「2次関数」直線と放物線の交点と原点を頂点とする三角形の面積

中学数学「2次関数」直線と放物線の交点と原点を頂点とする三角形の面積

◆問題

直線y=(1/2)x+2とxの2乗に比例する放物線y=ax2が2点A,Bで交わっている。
A,Bのx座標がそれぞれ−2,4のとき、次の問いに答えよ。

(1) aの値を求めよ。

(2) △AOBの面積を求めよ。


この記事では(2)を解説します。
解答解説はこのページ下


基本的な方法の習得におすすめの問題集です。


◆解答・解説

(1)で、点A(−2,1),点B(4,4)を求めました。

次は△AOBの面積を求めます。
図形の面積は、頂点の座標がわかれば求めることができます。

求め方はいくつかありますが、個人的には、「頂点を全て通る長方形を描いて、周りの三角形を引く」という方法をおすすめしています。

点A,B,Oを通る長方形を描くと、縦が4,横が6の長方形になります。
この長方形の面積は24ですね。

周りの三角形は・・・

まず左下の小さい三角形は、底辺1,高さ2だから、1×2÷2=1

右下の大きい三角形は、底辺4,高さ4だから、4×4÷2=8

上の大きい三角形は、横を底辺とすると、底辺6,高さ3だから、6×3÷2=9

これら3つの三角形の面積を長方形の24から引けば、△AOBというわけです。


24−1−8−9=6

つまり、△AOB=6


この問題の最初に戻る→aの値


◆関連問題
直線と放物線の交点
2次関数まとめ(中学)


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中学数学「2次関数」直線と放物線の交点を用いて、放物線の式を求める

中学数学「2次関数」直線と放物線の交点を用いて、放物線の式を求める

◆問題

直線y=(1/2)x+2とxの2乗に比例する放物線y=ax2が2点A,Bで交わっている。
A,Bのx座標がそれぞれ−2,4のとき、次の問いに答えよ。

(1) aの値を求めよ。


解答解説はこのページ下


基本的な方法の習得におすすめの問題集です。


◆解答・解説

2点A,Bは直線と放物線の交点です。
交点の座標は、両方のグラフの式に代入して成り立つ値です。

つまり、A,Bの座標は、直線と放物線のどちらに代入しても成り立ちます。

「A,Bのx座標はそれぞれ−2,4」と言っているので、まずは直線の式にこれらの値を代入してみましょう!

x=−2のとき、y=(1/2)×(−2)+2=−1+2=1
よって、点Aの座標は(−2,1)

x=4のとき、y=(1/2)×4+2=2+2=4
よって、点Bの座標は(4,4)

これらの点は放物線上の点でもあります。
だから、y=ax2に代入しても成り立ちます。

例えば点A(−2,1)を代入してみると、

1=a×(−2)2
1=4a
a=1/4


次の問題→△AOBの面積


◆関連問題
直線と放物線の交点
2次関数まとめ(中学)


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こんなヤツです
名前:江間淳
年齢:41
職業:プロ家庭教師、AE個別学習室(えまじゅく)代表、翻訳者
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