2025年07月26日

高校数学「式と証明」a2+b2>50ならば…

高校数学「式と証明」a2+b2>50ならば…

◆問題

a,bが正の数でa2+b2>50ならば、a,bの少なくとも一方は5より大きいことを証明せよ。


◆解答

「少なくとも一方」などという条件がある場合は、カバーする範囲が広いので、そのままストレートに証明することは難しい場合があります。
そんなときは、背理法を使うとよいです。

「a2+b2>50ならば、a,bはどちらも5以下である」ことを考えます。
これが矛盾していれば、「この仮定は間違っている→もとの命題が正しい」ということができますね。

a,bがどちらも5以下の場合、a2+b2は、a=b=5のときに最大値をとります。
2+52=25+25=50ですね。
最大でも50だから、50より大きくはなりません。
つまり、
「a2+b2>50ならば、a,bはどちらも5以下である」
これは矛盾している。といえます。

だから、もとの命題は正しい。というわけですね!



◆関連項目
背理法真偽の判断
命題と集合式と証明


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2025年07月24日

高校数学「高次方程式」3次方程式2x3−x2−8x+4=0

高校数学「高次方程式」3次方程式2x3−x2−8x+4=0

◆問題

3次方程式2x3−x2−8x+4=0を解け。


解答解説はお知らせの下


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◆解答解説

3次以上の方程式を解くときは、基本的には因数定理を使います。

因数定理を使ってまずは、因数を一つ見つける。
→その因数で与式を割って、次数を下げる。
→2次式になったら、因数分解または解の公式を使う。

という流れです。

まずはP(x)=2x3−x2−8x+4とおいて、因数を探します。
つまり、P(x)=0となる場合を探します。

いろいろ試してみると・・・

P(2)=16−4−16+4=0

だから、P(x)はx−2を因数にもつことがわかりました。

つまり、P(x)=(x−2)×(2次式)という形で表すことができます。
この2次式を求めるために、与式をx−2で割ります。
割るときの具体的な方法は、普通に割っても良いですし、組み立て除法でも良いです。

割り算そのものはここでは省略しますが、割ってみると商は2x2+3x−2となります。

これで2次式になったので、因数分解できればやるし、できなければ解の公式です。
この式の場合は、たすき掛けで因数分解すると、2x2+3x−2=(2x−1)(x+2)となります。

ということは、P(x)を因数分解すると、

P(x)=(x−2)(2x−1)(x+2)

ですね。
この式の値がゼロになるときが与式の解になるので、

x=±2,1/2

これがこの2次方程式の解です。


◆関連項目
高次方程式まとめ


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2025年07月04日

高校数学「二項定理」(2x2−1/2x)6の展開式

高校数学「二項定理」(2x2−1/2x)6の展開式

■ 問題

(2x2−1/2x)6の展開式において、定数項を求めよ。


解答解説はこのページ下


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■ 解答解説

今回は式の6乗の問題です。
6乗の展開をすると、全ての項が6個の数をかけたものになります。

(2x2−1/2x)6の展開式

例えば今回の問題の式を普通に展開した場合、一番左端の項は2x2を6回かけたものですね。
2番目の項は2x2を5回、−1/2xを1回かけたものになります。
その他の項も同様に、2x2と−1/2xを合計で6回かけたものになります。

今回の問題では、定数項を求めます。
定数項になる場合はどんなときかというと、xが約分して消える場合なので、2x2を2回、−1/2xを4回使う場合です。

これを公式を使って考えると、

 6r(2x2)6-r・(−1/2x)r
6r・26-r・(x2)6-r・(−1/2)r・(1/x)r
6r・26-r・(−1/2)r・x12-2r-r
6r・26-r・(−1/2)r・x12-3r

定数項はxの次数がゼロだから、12−3r=0より、r=4の場合を考える。というわけです。
つまり、求める定数項は、
 6r・22・(−1/2)4
=15・1/4
=15/4

となります。


◆関連項目
(3x−2)5の展開式
式と証明まとめ


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2025年06月21日

高校数学「積分」\( \int \ x^2 \sin x \, dx \) の不定積分

高校数学「積分」\( \int \ x^2 \sin x \, dx \) の不定積分

■ 問題

\( \int \ x^2 \sin x \, dx \) の不定積分を求めよ。


関数の積の積分なので、部分積分法を使います。


解答解説はこのページ下です。




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■ 解答解説

 \( \int \ x^2 \sin x \, dx \)
=\( \int \ x^2 (- \cos x )' \, dx \)

だから、

∫f(x)・g'(x)dx=f(x)・g(x)−∫f'(x)・g(x)dxにおいて、f(x)=x2,g'(x)=sinxとすると、

=\( - x^2 \cdot \cos x + 2 \int x \cdot \cos x \, dx \)

後ろの部分にもう一度部分積分をします。
いったん取り出して積分すると、

 \( \int x \cdot \cos x \, dx \)
= \( x \cdot \sin x - \int 1 \cdot \sin x \, dx \)
=\( x \cdot \sin x + \cos x \)

だから、

=\( - x^2 \cdot \cos x + 2( x \cdot \sin x + \cos x \) ) + C
=\( - x^2 \cdot \cos x + 2x \cdot \sin x + 2 \cos x \) + C
=\( - ( x^2 -2) \cos x + 2x \cdot \sin x \) + C


◆関連項目
不定積分
微分積分(数学3)まとめ


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2025年06月17日

高校数学「積分」楕円の面積

高校数学「積分」楕円の面積

■ 問題

a>0,b>0のとき、楕円x2/a2+y2/b2=1で囲まれた部分の面積を求めよ。



数学3の積分の単元の典型的な問題です。
もちろん定積分を計算すれば良いのですが、yも2乗になっているので、数学2の範囲では計算できませんね。




■ 解答解説

まずはyについて解きます。

2/a2+y2/b2=1
2/b2=1−x2/a2
2=b2−b22/a2
2=(b2/a2)(a2−x2)
y=±(b/a)√(a2−x2)

このグラフはx軸に関して上下対称なので、上半分を計算して2倍でOKです。

積分の区間を求めるために、y=0で解きます。

2/a2=1
2=a2
x=±a

つまり、−a〜aの区間で定積分を計算すればよいです。

S=\( \frac{2b}{a} \int_{-a}^{a} \sqrt{a^2 - x^2} \, dx \)

このように表すことができますね。

ここで、y=\( \sqrt{a^2 - x^2} \) を考えると、両辺を2乗して移項すれば、x2+y2=a2です。
ということは、この式は原点を中心とする半径aの円の上半分を表しています。
つまり、

S=\( \frac{2b}{a}・\frac{π}{2} a^2 \)
 =πab


◆関連項目
微分積分(数学3)まとめ


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2025年06月16日

高校数学「積分」\( \int_1^2 x(2-x)^5 \, dx \)

高校数学「積分」\( \int_1^2 x(2-x)^5 \, dx \)

■ 問題

次の定積分を求めよ。

\( \int_1^2 x(2-x)^5 \, dx \)




定積分の置換積分の典型的なパターンです。
不定積分では、考慮しなくてもよかった積分の区間にも注意が必要です。




■ 解答解説

(2−x)5と、累乗になっている部分の方が複数の項の式の形です。
このような場合は、カッコの中身をtとおくと、全体としてシンプルな式になり、計算しやすくなることがあります。

2−x=tとおくと、−x=t−2より、x=2−tですね。
ということは、dx/dt=−1であり、dx=−dtです。

また、置き換えた場合は、積分の区間にも注意が必要です。

1→2
1→0


ですね。

 \( \int_1^2 x(2-x)^5 \, dx \)
=\( \int_1^0 (2-t)t^5 \, (-1)dt \)
=\( \int_0^1 (2-t)t^5 \, dt \)
=\( \int_0^1 (2t^5-t^6) \, dt \)
=\( \left[ \frac{2}{6}x^6 - \frac{1}{7}t^7 \right]_0^1 \)
=\( \frac{1}{3} - \frac{1}{7} \)−0
=\( \frac{7}{21} - \frac{4}{21} \)
=\( \frac{4}{21} \)



◆関連項目
置換積分法
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2025年06月14日

高校数学「積分」∫sin2xcosxdx

高校数学「積分」∫sin2xcosxdx

■ 問題

次の不定積分を求めよ。

∫sin2xcosxdx




与えられた不定積分が、∫f(g(x))g'(x)dxの形のときは、g(x)=uと置き換えると、計算しやすくなります。




■ 解答解説

今回の問題では、cosxdxの部分をまとめてduに置き換えるイメージです。

u=sinxとおくと、du/dx=cosxだから、du=cosxdxです。

与式をこれらで置き換えれば、

 ∫sin2xcosxdx
=∫u2du

uについての不定積分になりました。
普通に積分すると、

=(1/3)u3+C

uをもとに戻すと、

=(1/3)sin3x+C


◆関連項目
置換積分法
微分積分(数学3)まとめ


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高校数学「積分」∫x2(x3+1)4dx

高校数学「積分」∫x2(x3+1)4dx

■ 問題

次の不定積分を求めよ。

∫x2(x3+1)4dx




与えられた不定積分が、∫f(g(x))g'(x)dxの形のときは、g(x)=uと置き換えると、計算しやすくなります。




■ 解答解説

今回の問題では、カッコの中身をuにおくと良さそうです。

3+1=uとすると、du/dx=3x2から、du=3x2dxですね。

 ∫x2(x3+1)4dx
=(1/3)∫3x2(x3+1)4dx

まずはこのようにすると、カッコの中、3x2dxをそれぞれ置き換えることができます。

=(1/3)∫u4du

こうすれば数学2でも出てきた基本的な積分の通りにやればよいです。

=(1/3)(1/5)u5+C

あとはuをもとに戻して、

=(1/15)(x3+1)5+C


◆関連項目
置換積分法
微分積分(数学3)まとめ


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2025年06月09日

高校数学「積分」∫tan2xdx

高校数学「積分」∫tan2xdx

■ 問題

次の不定積分を求めよ。

∫tan2xdx




三角関数の積分では、まずは式の変形をすることが多いです。
「そもそも基本的な三角関数の積分わからないよ!」という人は、まずはこちらをご覧ください→三角関数の不定積分




■ 解答解説

三角比の相互関係より、tanx=sinx/cosxだから、tan2x=sin2x/cos2xですね。

∫(1/cos2x)dx=tanxを使うことを目指して変形します。

 sin2x/cos2
=(1−cos2x)/cos2
=1/cos2x−1

これを与式に当てはめると、

 ∫tan2xdx
=∫(1/cos2x−1)dx
=tanx−x+C


◆関連項目
三角比の相互関係三角関数の不定積分
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2025年06月08日

高校数学「積分」∫cos2xdx

高校数学「積分」∫cos2xdx

■ 問題

次の不定積分を求めよ。

∫cos2xdx




三角関数の積分では、まずは式の変形をすることが多いです。
「そもそも基本的な三角関数の積分わからないよ!」という人は、まずはこちらをご覧ください→三角関数の不定積分




■ 解答解説

積分するときは、できるだけ1次式にします。
コサインの2次式を1次式にするには、半角の公式が使えます。

cos2α=(1+cos2α)/2

ですね。
これを与式に当てはめれば、

 ∫cos2xdx
=∫{(1+cos2x)/2}dx
=(1/2)x+(1/2)(1/2)sin2x+C
=(1/2)x+(1/4)sin2x+C


◆関連項目
半角の公式三角関数の不定積分
微分積分(数学3)まとめ


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2025年06月05日

高校数学「数列」初項が0ではない等差数列{an}が…C

高校数学「数列」初項が0ではない等差数列{an}が…C

■ 問題

初項が0ではない等差数列{an}が次の関係式を満たしている。

  S2n-1=ann+1 (n=1,2,3,……)

ただし、Sn=a1+a2+…+anである。

(1) a2を求めよ。

(2) a1を求めよ。

(3) anを求めよ。

(4) \( \displaystyle \sum_{k=1}^{n} \frac{1}{S_{2k-1}} \)を求めよ。


↓解答解説はお知らせの下に↓


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■ 解答解説

(4) \( \displaystyle \sum_{k=1}^{n} \frac{1}{S_{2k-1}} \)を求めよ。

これも一見した段階では方針が見えにくいと思います。
そんなときには、式の意味の通りに式を書いてみると解決できる場合があります。

\( \displaystyle \sum_{k=1}^{n} \frac{1}{S_{2k-1}} \)は、数列の和を表しているので、そのまま書き直してみましょう!

 \( \displaystyle \sum_{k=1}^{n} \frac{1}{S_{2k-1}} \)
=\( \frac{1}{S_1}+\frac{1}{S_3}+\frac{1}{S_5}+…+\frac{1}{S_{2n-1}} \)

もちろんこうなります。さらに、S2n-1=ann+1だから、

=\( \frac{1}{a_1 a_2}+\frac{1}{a_2 a_3}+\frac{1}{a_3 a_4}+…+\frac{1}{a_n a_{n+1}} \)

となります。
n=2n−3をこれに当てはめると、

=\( \frac{1}{-1・1}+\frac{1}{1・3}+\frac{1}{3・5}+…+\frac{1}{(2n-3)(2n-1)} \)

ですね!この形になれば見覚えがある人も多いのではないでしょうか?例のあの式になります。
それは・・・「部分分数分解」ですね!

例えば、\( \frac{1}{1・3} = \frac{1}{2}(\frac{1}{1} - \frac{1}{3}) \)だから、

=\( \frac{1}{2} \){ \( \frac{1}{-1} - \frac{1}{1}+\frac{1}{1} - \frac{1}{3}+\frac{1}{3} - \frac{1}{5}+…+\frac{1}{2n-3} - \frac{1}{2n-1} \) }

相殺して最初と最後が残って、

=\( \frac{1}{2} \)・( \( \frac{1}{-1} - \frac{1}{2n-1} \) )

あとは通分するなどしてできるだけ簡単にします。

=\( \frac{1}{2} \)・( \( \frac{-2n+1}{2n-1} - \frac{1}{2n-1} \) )
=\( \frac{1}{2} \)・\( \frac{-2n}{2n-1} \)
=−\( \frac{n}{2n-1} \)

これで完成です!






この問題の最初に戻る


◆関連項目
部分分数分解
等差数列
数列まとめ


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高校数学「数列」初項が0ではない等差数列{an}が…B

高校数学「数列」初項が0ではない等差数列{an}が…B

■ 問題

初項が0ではない等差数列{an}が次の関係式を満たしている。

  S2n-1=ann+1 (n=1,2,3,……)

ただし、Sn=a1+a2+…+anである。

(1) a2を求めよ。

(2) a1を求めよ。

(3) anを求めよ。


↓解答解説はお知らせの下に↓


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■ 解答解説

(1)でa2=1が、(2)でa1=−1がわかりました。

ということは、数列{an}は、初項が−1,公差が2の等差数列ですね。

ここまでわかれば、anは簡単です。
普通に等差数列の一般項の公式に代入してみましょう!

n=a+(n−1)dに、a=−1,d=2を代入して、

n=−1+(n−1)×2
 =−1+2n−2
 =2n−3

一応、改めて書き直すと、n=2n−3です!






次の問題→1/S2n-1の和


◆関連項目
等差数列
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2025年06月04日

高校数学「数列」初項が0ではない等差数列{an}が…A

高校数学「数列」初項が0ではない等差数列{an}が…A

■ 問題

初項が0ではない等差数列{an}が次の関係式を満たしている。

  S2n-1=ann+1 (n=1,2,3,……)

ただし、Sn=a1+a2+…+anである。

(1) a2を求めよ。

(2) a1を求めよ。


↓解答解説はお知らせの下に↓


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■ 解答解説

(1)で、a2=1であることがわかりました。

続いてa1を求めます。
とは言っても、やはり条件があまりわからないので、とりあえずn=2の場合の式を作ってみます。

4-1=a22+1
3=a23

ですね。
そして当然ながら、S3=a1+a2+a3です。

これらのS3の式はもちろん等しいはずなので、

1+a2+a3=a23

こんな式を作ることができます。
さらに、a2=1を代入すると、

1+1+a3=1・a3

となります。
「もちろんそうだけどそれで???」となっていた人も、よく見たら何か気付くことはないでしょうか?

両辺からa3を消すと、

1+1=0

ですね。つまり、

1=−1

です!






次の問題→n


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高校数学「数列」初項が0ではない等差数列{an}が…@

高校数学「数列」初項が0ではない等差数列{an}が…@

■ 問題

初項が0ではない等差数列{an}が次の関係式を満たしている。

  S2n-1=ann+1 (n=1,2,3,……)

ただし、Sn=a1+a2+…+anである。

(1) a2を求めよ。


↓解答解説はお知らせの下に↓


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■ 解答解説

「等差数列」とは書いてありますが、初項も公差も、ある特定の項の値も書いていませんね。
与えられているのは条件を示す式のみです。わからないことだらけですが、まずは条件を示す式を使ってわかることを一つ一つ表していきましょう!

まずは、S2n-1=ann+1にn=1を入れてみます。

2-1=a11+1
1=a12 ……@

こんな式ができました。
n=1を入れてただ書き直しただけです。

また、Sn=a1+a2+…+anより、S1=a1ですね。

これを@に代入すると、

1=a12

ですね!
ということは、両辺をa1で割れば、

1=a2すなわちa2=1です!






次の問題→1


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2025年05月28日

高校数学「積分」断面の面積がx2の立体の体積

高校数学「積分」断面の面積がx2の立体の体積

■ 問題

2≦x≦3のとき、x軸上の点P(x)を通って、x軸に垂直な平面による立体の切り口の面積がx2である立体の体積を求めよ。




面積→体積なら定積分ですね!





■ 解答解説

切り口の面積がx2で表されるならば、その式を積分すると体積になります。
2≦x≦3だから、2から3の区間で定積分でOKです!

求める体積をVとすると、

V=\( \int_{2}^{3} x^2 \ dx \)
 =\( \left[ \frac{x^3}{3} \right]_{2}^{3} \)
 =9−8/3
 =19/3


◆関連項目
微分積分(数学3)まとめ


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高校数学「奇関数の定積分」sinxの定積分

高校数学「奇関数の定積分」sinxの定積分

■ 問題

次の定積分を求めよ。

\( \int_{\frac{-\pi}{2}}^{\frac{\pi}{2}} \sin x \, dx \)




sinxは奇関数なので、奇関数の定積分のやり方を使うとよいです。





■ 解答解説

奇関数は原点に関して対称な形をしているので、差し引きゼロになります。
つまり、

 \( \int_{\frac{-\pi}{2}}^{\frac{\pi}{2}} \sin x \, dx \)=0

積分の区間が−π/2からπ/2というように、左右同じ幅なら、奇関数の定積分の値はゼロというわけですね!


◆関連項目
偶関数の定積分
微分積分(数学3)まとめ


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2025年05月27日

高校数学「偶関数の定積分」cosxの定積分

高校数学「偶関数の定積分」cosxの定積分

■ 問題

次の定積分を求めよ。

\( \int_{\frac{-\pi}{2}}^{\frac{\pi}{2}} \cos x \, dx \)




cosxは偶関数なので、偶関数の定積分のやり方を使うとよいです。





■ 解答解説

偶関数は左右対称の形をしているので、y軸の右側の面積を求めて2倍で計算することができます。
つまり、

 \( \int_{\frac{-\pi}{2}}^{\frac{\pi}{2}} \cos x \, dx \)
=2 \( \int_{0}^{\frac{\pi}{2}} \cos x \, dx \)

これを計算すればよいです。

=2 \( \left[ \sin x\right]_{0}^{\frac{\pi}{2}} \)
=2( \( \sin {\frac{\pi}{2}}\ - \sin 0 \) )
=2(1−0)
=2


◆関連項目
偶関数の定積分
微分積分(数学3)まとめ


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2025年05月26日

高校数学「定積分」「置換積分法」1/(3+x2)の積分

高校数学「定積分」「置換積分法」1/(3+x2)の積分

■ 問題

次の定積分を求めよ。

\( \int_{\frac{1}{\sqrt{3}}}^{3} \frac{1}{3 + x^2} \, dx \)




先日の1/(1+x2)の場合と同様にやります。
置換積分法を用います。





■ 解答解説

分母にa2+x2を含む式を積分するときは、x=a・tanθとおいて、置換積分法を用いるとうまくいくことがあります。

まずは、x=√3・tanθとおきます。
これを微分すると、

dx/dθ=√3/cos2θ
  dx=(√3/cos2θ)dθ

ですね。

x=√3のとき、√3・tanθ=√3つまりtanθ=1より、θ=π/4
x=3のとき、√3・tanθ=3つまりtanθ=√3より、θ=π/3

これらを与式に代入すると、

 \( \int_{\frac{1}{\sqrt{3}}}^{3} \frac{1}{3 + x^2} \, dx \)
=\( \int_{\frac{π}{4}}^{\frac{π}{3}} \frac{1}{3 + 3 \tan^2 \theta}\frac{\sqrt{3}}{\cos^2 \theta} \, dθ \)
=\( \int_{\frac{π}{4}}^{\frac{π}{3}} \frac{1}{3(1 + \tan^2 \theta}\frac{\sqrt{3}}{\cos^2 \theta} \, dθ \)
=\( \int_{\frac{π}{4}}^{\frac{π}{3}} \frac{\cos^2 \theta}{3}\frac{\sqrt{3}}{\cos^2 \theta} \, dθ \)
=\( \int_{\frac{π}{4}}^{\frac{π}{3}} \frac{\sqrt{3}}{3} \, dθ \)
=\( \frac{\sqrt{3}}{3} \left[ \theta \right]_{\frac{\pi}{4}}^{\frac{\pi}{3}} \)
=\( \frac{\sqrt{3}}{3} (\frac{π}{3} - \frac{π}{4} ) \)
=\( \frac{\sqrt{3}}{3} (\frac{4π}{12} - \frac{3π}{12} ) \)
=\( \frac{\sqrt{3}}{36} \)π


なお途中で、1+tan2θ=\( \frac{1}{\cos^2 \theta} \) を使って、変形しています。


◆関連項目
置換積分法
微分積分(数学3)まとめ


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2025年05月25日

高校数学「積分」偶関数・奇関数の定積分

高校数学「積分」偶関数・奇関数の定積分

f(x)が偶関数のとき、\( \int_{-a}^a f(x) \, dx = 2 \int_0^a f(x) \, dx \)

f(x)が奇関数のとき、\( \int_{-a}^a f(x) \, dx = 0 \)


偶関数は左右対称な形をしているので、y軸の右側のみを計算して2倍。
奇関数は原点に関して対称な形をしているので、y軸の左右でちょうどプラマイゼロ。

というわけです。

これらの公式は使わなくても特に問題はありませんが、数学3の定積分は計算が大変な場合もあり、これらが使えると速くてミスも少なくなるはずです。
できるだけ適切に使えるよう練習しておくとよいと思います!


◆関連項目
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高校数学「定積分」F(x)=\( \int_0^x (x-t) \cos t \, dt \) の導関数

高校数学「定積分」F(x)=\( \int_0^x (x-t) \cos t \, dt \) の導関数

■ 問題

関数F(x)=\( \int_0^x (x-t) \cos t \, dt \) の導関数を求めよ。




aが定数のとき、\( \frac{d}{dx} \int_a^x f(t) \, dt \)=f(x)

ですね。これを使うことを目指します。




■ 解答解説

まずは与式を扱いやすくするために、∫とdtの間ができるだけシンプルな形になるよう変形します。
dtだから、tについて積分なので、xは定数として定積分します。

 \( \int_0^x (x-t) \cos t \, dt \)
=\( \int_0^x x \cos t \, dt \)−\( \int_0^x t \cos t \, dt \)
=x \( \int_0^x \cos t \, dt \)−\( \int_0^x t \cos t \, dt \)

ですね。
問題でやりたいことは微分なので、この式をxについて微分していきます。

F'(x)=\( \frac{d}{dx} \int_0^x x \cos t \, dt \)−\( \frac{d}{dx} \int_0^x t \cos t \, dt \)
  =\( \int_0^x \cos t\, dt \) + \( \frac{d}{dt} \int_0^x \cos t \, dt \) −xcosx ←積の微分法
  =\( \left[ \sin t \right]_{0}^{x} \) +xcosx−xcosx
  =sinx


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こんなヤツです
名前:江間淳
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