昨日・一昨日と、「オススメ問題集」を紹介しましたが、もちろん「オススメできない問題集」もあります。
単純にクオリティが低く、人気がないだけなら問題はないのですが、何らかの理由でたくさん売れていたり、学校の副教材として採用されているのに「問題のある」問題集(笑)がいくつかあります。
まず一つは、某有名中学高校の教師が作成したという英単語のテキストです。
実は自分の母校でもテキストとして使われています。
母校の生徒を指導することも多いので、そのテキストについて質問されることもあります。
普通に教科書の英文解釈をしたり、英文法の問題を解いたりするときに、生徒が時々意味不明な間違いをすることがあります。
その原因が、その有名中学高校の教師の書いたテキストです。
確かに生徒はその本に載っている意味を答えたのですが、その本に書いてある意味が間違っています。
それもその間違いは一つや二つではありません。
その本を真面目にせっせと勉強する生徒は、間違った知識をどんどん増やしていくことになります。
当然、大学入試でそのテキストの意味に基づいて判断すると間違います。
そのテキストで勉強した結果、大学受験失敗の可能性をどんどん高めていくことになります。
本当に困ります。俺も生徒も。
学校のテストでは、そのテキストの「正解」が正解です。
しかし、大学入試や実社会では、そのテキストの「正解」は不正解です。
学校で使用するテキストで間違ったことを教わると、学校以外で修正するのは大変です。
問題集を選ぶときは、肩書きや知名度だけでなく、できるだけ「中身」を見て判断して下さいね。
もし「何が良いかわからない」というときは、お気軽にご相談下さい。
自分の知る限りのことはお伝えできます。
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小中高生、大学受験生の英・数・化学・物理など
プロ家庭教師の江間です。 AE個別学習室
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